同じ場所で一昨日の11月10日、日本マイクロソフト主催のイベント、「Windows Innovation Day」が行われていました。
参考記事:
昨年僕が企画と運営を担当した「Windows 10 Partner Device Media Briefing」の2016年版というところです。YouTubeにどういうわけか昨年のイベントの動画が公開されていました。動画撮影&公開O.Kなんでしたっけ?
去年はWindows 10が公開された年でもあり、その年の年末商戦に発売されるWindows 10搭載PCを一堂に集め、年末商戦を一緒に盛り上げていこうという意味合いのイベントでした。
企画と運営をほとんど僕1人でやっていたので、イベント前3週間は毎日AM 3:00~4:00ぐらいまで会社で仕事をして、朝タクシーで帰宅して1~2時間仮眠を取り、お風呂に入ってそのまま出社するというのの繰り返しで、週末も会社で仕事をしていました。とにかく時間が足りなかったのです。
今年の「Windows Innovation Day」は上にリンクを貼った記事にある通り、Windows 10搭載デバイス、Windows Hello対応サービス、Xbox One S、そして新作ゲームタイトルと発表が多岐に渡っていて、ニュースでしか見ていませんがとても良いイベントになったような気がします。
あの場所に居れなかったことは残念ですが、年末商戦に向けて良いスタートが切れたのではないでしょうか。
さて、本イベントではVAIOさんが攻殻機動隊S.A.Cシリーズ等で有名な、神山健治監督とのコラボを発表していたようです。プロモーション動画がこちらのWebサイトに公開されていますので、ぜひご覧ください。
VAIO meets ひるね姫
使われているのはVAIO Z Canvas。
以前Surface Studioのエントリーを書いたとき、SONY時代のVAIO Tap 21を意識しているのではないかと書きましたが、VAIO Z Canvasの思想の方がむしろSurface Studioに近いのかもしれません。
このVAIO Z Canvas、1年以上前に発売されていて、かつCPUは第4世代のCoreプロセッサーながら、一般的な薄型ノートPCや2in1に搭載されているデュアルコアのUシリーズではなく、クアッドコアのHシリーズ (Core i7-4770HQ) を搭載しています。
そしてこのCore i7-4770HQですが、GPUもインテル製内蔵GPUの中では最速のGT4eを採用していて、AMD/NVIDIAのミドルクラスのGPUとまではいきませんが、ローエンドGPUぐらいの性能が出ます。
それをSurface Proシリーズのような2in1の筐体で実現しているモンスターマシンなので驚きなのですが、いかんせん価格が高すぎたのと、時代を先取りし過ぎていたように思えます。
それが来年春に公開されるWindows 10の大規模アップデートである「Windows 10 Creators Update」ではペン対応がさらに強化され、またアプリケーションレベルでもAdobe CCをはじめ最適化が進んでいます。
僕はもう1回VAIO Z Canvasは復活させるべきだと思います。できるならば13インチと27インチ。そしてどちらにもdGPU (CUDAを使いたいので、できればNVIDIA) を載せて欲しいものです。
前者は熱設計が厳しいと思いますが、CPUはデュアルコアのUシリーズで良いのではないでしょうか。その代わりメモリーは32GBまで選択できるようになってほしいです。
タッチ&ペン対応というのはWindowsデバイスのMacに対する大きなアドバンテージだと思います。まだOSでも完全に最適化されておらず、またアプリも対応アプリは限られていますが、方向性としてWindowsがクリエーターに寄り添ったOSになっていくのであれば、あらためてクリエーター向けの最高のツールとしてのVAIOが欲しいです。
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